祈りの手引き – 第 15 週 (12 月 12 日～18 日)

(1)強い仏教の影響から人々が解放されるように。

北陸（石川、富山、福井）地域は仏教が非常に強く、日本で最も未伝道な場所の一つとされています。キリスト教人口は政府の発表では1％程度と言われていますが、これは他のカルト教団を含めた数字です。北陸の田舎に行くと、クリスチャンが0.01％しかいない村もあります。石川県では、生まれてこの方、一度もクリスチャンに会ったことがないという人も少なくありません。

石川県で一番大きな仏教の宗派は、浄土真宗です。しかし、ほとんどの人は自分が何を信じているのか説明できず、年に1、2回、特別な時にお寺に行く程度です。

福音を聞いても、家族の反応を気にしたり、地域の人とつながる昔からの宗教的活動ができなくなることを恐れて、なかなか信じて洗礼を受ける一歩が踏み出せないでいます。

(2) 2024 年 4 月までにクリスチャンスクールを始めるための準備ができるように。

石川県には、次世代の弟子化を目的として、クリスチャンスクールを始めるために集まっている教会がいくつかあります。
教師はクリスチャンだけを採用する予定です。
この学校が石川県の多くの教会に祝福を与えることができるようにお祈りください。
すべての資金的な必要を満たすことができるようにお祈りください。
すべての教師が提供されるようにお祈りください。
採用予定だった校長先生が大きな試練を迎えています。
奥様は1週間前に乳がんであることが告げられました。
ひとみさんのために癒しのお祈りをお願いします。

(3) 石川県のCPT（コミュニティ・パートナーシップ・チーム）がより親密な関係を持ち、失われた人々にキリストを伝えるために共に働くことができるようお祈りください。

石川県には、聖書教会連盟という教団があります。11の教会があります。

この教団は戦後、レナード牧師とフランシス夫妻によって始められました。レナード牧師は新民族の宣教師として来日しました。レナード牧師と奥様は今年亡くなられ、多くの教会と信者が喪に服しています。フランシスさんは2週間前に亡くなりました。しかし、この11教会も葬儀を見守り、宣教師のライフストーリーを聞くことができ、励まされ祝福されました。

これらの教会が協力して、石川県に神の国を広めることができるようにお祈りください。

CPTに参加している教会では、スポーツ・フェスティバルのアウトリーチや、石川県でのクリスチャンスクールの開始に向けて、協力し合っています。

新しい時代を共に歩むために、私たちは（１）変革、（２）チームワーク、（３）一人ひとりが自分の役割を担うことが必要であると思います。

今週は『チームワーク(ネットワーク)』のために祈りたいと思います。

（１）ワンチーム:

神様は日本に素晴らしいギフトを与えてくださいました。日本の地域教会が、日本のクリスチャンたちがお互いに協力して支え合いながら一致して、神の国の実現に向けて『One Team』になっていきますように祈りましょう！

（２）パートナーシップ:

見よ。なんという幸せ、なんという楽しさだろう。兄弟たちが一つになってともに生きることは。（詩篇133篇1節）とあるように共にパートナーシップを結ぶことは、祝福に満ち溢れています。互いに仕え、互いに補い、互いに自分を放棄しながら一つの目標に向っていくチームがあちらこちらで形成されますように。

（３）チーム宣教:

今、日本の宣教の流れで、災害支援、スポーツ、子供支援などを通してあちらこちらでネットワークの重要性が語られています。

ネットワークを強固にし、大収穫に備えていくことができますように。

ニュースでも取り上げられていますが、保育園や施設などでの虐待が明るみに出てきています。そこにある痛みや苦しい現実のために、とりなし祈りましょう。

乳幼児や高齢者、障害者などの、保護を受けている立場の一人ひとりが、暴力や精神的な虐待から守られるように。
すでに虐待を受けている人々が解放され、その受けた傷が癒やされるように。
保育士や介護職の方々の職場環境が整えられるように。慢性的人手不足にある現場の問題が解消されるように。
仕事に携わる方々の心のケアがなされるように。助け合い、励まし合いがなされるように。
暗闇の誘惑から守られ、光の中で励ましを受けることができるように。
教会が必要な助けを提供できるコミュニティーとなれるように。