祈りのガイド – 第 22 週 (1 月 30 日~2 月 5 日)
今週は、埼玉県と千葉県のために祈ります。
埼玉は主要な農業地帯でありながら、急速に東京の延長線上にある都市になりつつあります。
農村では伝統的な信仰が根強く残っていますが、都会では物質的な利益と心の安らぎを約束する「新宗教」の信奉者が多く生まれています。
農村に住む人も都市に住む人も、みな空虚で、ある種の心の満たしを求めています。
どうかお祈りください。
千葉県
東京の隣町である千葉は、化学や重工業の主要な拠点となっています。
首都圏の中で最も文化が発達していない地域でしたが、成田国際空港の開港に伴い、急速な発展を遂げています。
県内には多くの寺社がありますが、教会に所属している人は人口の0.003%です。
どうかお祈りください。
"わたしにはまた、この囲いに属さないほかの羊たちがいます。それらも、わたしは導かなければなりません。その羊たちはわたしの声に聞き従います。そして、一つの群れ、一人の牧者となるのです。" ヨハネの福音書 10章16節
(1) 2022年の自殺者数が2万1584人(警察庁の自殺統計)。21年の確定値と比べ577人増え、2年ぶりの増加。新型コロナウイルスの国内流行前は10年連続で減り19年に約2万人となりましたが、コロナ禍で千人ほど増えたまま高止まりの状況が続いています。コロナ禍で行き場を失った人たちが教会の存在に気づくことができますように。また教会が寄り添うことができますように。
(2) 若い世代の死因のトップが自殺――世界的にみれば経済的に恵まれ、衛生・医療環境が整った国で、自ら死を選ぶ人が多いことの意味を、社会全体で重く受け止めなければなりません。
年代別の死因順位をみると15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっている。15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国(G7)では日本のみであり、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっています。この現実を受け止め、若者に福音を述べ伝えて行けますように。
(3) 和歌山県白浜には特定非営利活動法人白浜レスキューネットワークという自殺予防に関する活動をされている教会があります。
観光スポットでありながら、自殺の名所として知られる三段壁。直ぐ側に公衆電話がそなえられ横には十字架がついた看板があります。そして電話ボックスには自殺志願者への手紙と10円玉とテレフォンカードが準備されてあります。自殺志願者たちが思い留まり、自分の存在の大切さに気づくことができますように。
この国の未来を担う子どもたちが、その存在価値を知り、与えられたいのちを輝かせるために、子育ては非常に重要です。
そこに携わる方々のために祈りましょう。
Echoというスマートフォン アプリをインストールすることで、リマインダー通知など祈りを助ける様々な機能を利用できるようになります。