祈りのガイド – 第 9 週 (10 月 31 日 – 11 月 6 日)

九州地方には沖縄県も含まれます。１５４９年にこの地方にイエズス会が入ってキリスト信仰の歴史が始まりました。日本で最も古いキリスト信仰のルーツがここにあると同時に、迫害による痛みの長い歴史もあります。

この地方の主要都市は福岡です。神様が教会を強めてくださり、九州全体に福音の働きを進めるヴィジョンを持たせてくださるように祈りましょう。佐賀県は教会開拓の必要が特に大きい地域です。

洪水、地震、また土砂災害などの自然災害は日本のあちこちに起こります。災害支援ボランティアや義援金の取りまとめをしている九州キリスト災害支援センターなどのキリスト者による支援センターのために祈りましょう。

日本の牧師のわずか１０％が４０歳以下です。７０歳以上は半数近くに上ります。日本の教会の３０％は牧師がいません。牧師を目指す若者の数は大海の一滴ほどに減少し、必要に十分な給料をもらう牧師の数もわずかです。多くの牧師たちは、会員もあまり増えず建物も老朽化する小さな教会で労苦しています。働きの責任は膨大ですが、支える人の数は限られています。

• 神様の御言葉の全体を語り、教会をイエス様に対する妥協のない忠誠心に励ましていく新世代の若い牧師たちが起こされるように祈りましょう。
• 教会の建て上げのために、信徒たちが自分の霊的な賜物を用いて牧師を励まし、強めるように祈りましょう。

• 御言葉を読み、祈り、神様を礼拝する中で、信じる人々が御聖霊に満たされるように、また、日々の生活で何があってもイエス様にあって固く立つ力を得るように祈りましょう。
• 消極的になるという妨げの石に気を付けるように祈りましょう。信じる人々が消極性あるいは「流れに逆らわない」ことの部分を特定し、固く立つ、また必要に応じて前に進むための助けをイエス様に求めるように祈りましょう。 

• 日本の教会がキリストのからだの多様性と一致を現わすことができるように祈りましょう。神様を礼拝する言語や仕方の多様性があり、互いに寄り添って祝福し合い仕え合う一致を持つことができます。
• 日本の教会がインターナショナルチャーチや他言語の教会と共に働いて、地域社会に福音を伝えていく機会を見つけることができるように祈りましょう。